若手が活躍する職場で女性のキャリアを考える 初回講演には全女性社員が参加
当社の女性社員は平均 24.7 歳(2019 年 4 月 1 日時点)と若手が多く、今まで 30 代 40 代のロールモデルが多くありませんでした。しかし、創業 17 期を迎え、女性の長期キャリア育成の必要性が高まったことを受け、キャリア形成を目的に、講師を迎えた女性社員向けセミナーの実施を決定しました。
第 1 回目のセミナーは、7 月 24 日(水)に行われ、女性活躍推進コンサルティング・教育事業を行う当社顧問の川崎貴子を講師に迎え、女性社員全員が参加しました。
川崎顧問は、自身も結婚、出産、乳がんなど、女性特有のライフイベントを数々経験してきました。その体験談をもとに、「仕事は筋肉、キャリアを捨てるな」と題し、結婚や出産などのライフイベントに分断されない女性のキャリア形成のノウハウを講演しました。
来月は 8 月 22 日(木)に、外部講師を招いて第 2 回女性限定セミナーを開催する予定です。これからも当社は、
女性の管理職増員を目標に、女性社員のキャリア形成を支援いたします。
女性限定セミナー開催のきっかけ
今年に入り国際労働機関(ILO)は、2018 年に世界の管理職に占める女性の割合は 27.1%だったとする報告書を発表しました。ゆるやかに上昇しているものの、世界中で男女格差はまだまだ埋まり切れていません。日本はと言えば、女性管理職比率が 12%という先進国最下位の数字を更新しました。これはアジアの中でも非常に低い水準の数字と言えます。
何故日本で女性管理職が育たないかという理由の一つに、モデルケース不足が挙げられます。働く女性達は、妊娠や出産の適齢期と昇進のチャンスという、どちらも個人ではコントロールできない一大事を同時期に迎えがちです。その中でキャリアビジョンを描いていく事は容易ではなく、まさに多くの働く女性達がキャリアを手放していったものです。
そこで、当社は女性限定セミナーを開催することで、社外のモデルケースと出会い、話を聞ける機会をつくることといたしました。
セミナーに参加した女性社員の声
普段感じている不安やもどかしさは自分だけではないのかもしれないと知り、もっと女性特有の考え方を知って自己認知を深めたいと思いました。(25歳・事務職)
自分自身、キャリア設計に不安に思うことが多く、今回のセミナーは参考になる部分が多かったです。(23歳・営業職)
自己肯定感についてとポジティブ変換がいかに大切かを改めて考えさせられ、このセミナーを受ける機会に恵まれ、とても有意義な時間でした。」(24歳・事務職)